あ、それら一切が、、
あたしのなかについて、
今来ました、ハイ、そこ、そこですと、、
小さく呼吸するのを、
あなたも確かめましたね、、
私はこの浮かびから、
まっさきに出てきて、、
まだ、地上の肌も、生まれたばかりで、、
それから、ゆっくりのびてきている、
私には印があり、、
それを、次々に知っていく、
ひとつの映像が、ここで生まれて、、
ここで沈み、、
ただ、揺らぎながら無限回の地図のなかを、
触り、下へ行く、、
あたしはまだ生まれてこんなにあたたかいのに、、
こんなに、諸々の身体として、
華やかなのに、、
ただ、まっすぐに放られて、、
ただ、まっすぐにその線へ、のびてくる、、
あなたはここの泡です、、
いままっすぐに出ている、
身体の泡です、、
あなたがその泡のはじく騒ぎをききつけたかどうか、
それは分からないですが、、
今ここに生まれて、、
その方途がどこまでも積み重なり、
束になるのを知るのでなければ、、
命のことはまるで分からないままではないか、
と思うのです、、
そのくらいあなたは苛烈です、、
どこまでも続く、
時間を忘れた華です、
あ、あたりまえに生まれましたね、、
私は確率が低いという話に時々ピンと来ないことがある、、
これはどこまでも駆けるのに、、
どこまでも太陽の情報として入ってくるのに、、
ただ、熱だということをおもうような、
森の中に静かに生まれた私は、、
太陽をただまともに受けて夢への入口を提示されているような、、
訳の分からない気持ちになります、、
ここはあたしが打刻した先に見る、
白色の場所、
大小様々のものが飛び込む、
その場所なのでしょうか、、
あなたは歴史ですか、
束ですか、、
そうですか、今、、私はこれらのことを忘れている、
あるいは、上手く意識出来ないと思っている、、
あたしは生まれたばかりです、
という言葉が抜け出るのも、
そのようなためかもしれません、、
あなたは裸になって私の目の前にあらわれるとき、、
ただもう熱としてあるんです・・・