<2022>「粒の底の、呼吸を掬う」

 あたしは時間の中で古いから、、

 もうこの組のなかにすっかり入れて、

 私は一量時、

 その、細い線、、

 あそこでまた同じ顔をしている、、

 身体が分かれて、生きていく時刻に、

 ひとつのあなたの影がいる、、

 あたしはさりげないヒのなかに、初めていたな、

 どこからあたりまえに漏れて、

 今、生まれたのかどうか、ときいても、、

 分からないから、、

 はじめてひろがり、

 はじめて泡のなかに来れる、、

 

 重たい物を運んでいるという考えが、、

 合うような、合わぬような、、

 私は姿を見る、

 ここは暗いですか、、

 エ、あなたがよく見えるように、

 どこまでも暗いですよ、、

 そうしてほどけて、より多く、水になり、、

 あなたはうるさい生命時の呼吸を、

 ここへしきりにあつめていた、、

 あなたはそうして静かな場所へひろがり、、

 この印のテエマをよく含んでいる、、

 この重さはたれのところに行くのでもない、

 あたしは今どうやって歩いているだろうか、、

 ここで、響きに付き合う、

 ア、そうして光のなかをひらいて、、

 まともに前を見つめる、

 その先に何もないとしても、、

 あたしは歩を一歩ずつ、

 静かに置くだけですね、、

 それ以外に人間をする方法はないという気がする、、

 それ以外に呼吸をする方法は、

 

 なにが沈んだ、

 、

 沈んだら、あなたもそれについて行く、、

 私もなんだか、遅い糸になってついて行く、、

 身体なのだろう、、

 すっかり穴のアいて、、

 もうあなたの声などただ泡のひとつにしかならないところで、、

 このもの、

 生きているものの歩みをしようか、、

 あたしは順番に見えている、

 この粒のひとつを、口に含んで、、

 あ、この無感、

 メッセージのたいら、、

 ト、アいたばかりの始宇宙、

 と続けざまにおもう、、

 その身体の話をしよう、

 私はその粒を静かに追おう、、

 なにだ、

 次々ここに生きているものといえば、、

 ただ私の呼吸を掬う・・・