あの、離れていたトオンを掴む、、
あたしは細部から、
徐々に、見えてきて、掴む、その脈を、、
いくつからきいてきた、、
鐘が鳴る、
あたらしい場所からあなたが鳴り、、
私は微笑んでいた、
私は微笑んだまま、幾らも粒になった、
その過程を、追うのでした、、
おい、私の群れ、
お前も時間のなかにはいれ、、
ここらへんは、一度の声もきこえない、、
私は、
ただはらへ打ちつける静かなヒの集合を、、
黙って見つめている、、
暗い、
私は、時間のなかで、見えない、、
肢体、、
立ち上がって、揺れない、
世帯、
ある信号から信号へ、、
あなたのかけらが熱を持って飛び出、、
そこに光線が生きる、、
塊になって過ぎる、、
私の切れはし、、
身体はただ日々の歌に節をつけるだけだ、、
あなたはここを穴だと思うか?
ここを底だと思うか?
だって地面がひんやりとする、、
だって時刻がそこから膨らんで来る、、
私は細い、頼りのない紐を持っていました、、
最初は手で遊びました、
そして投げて放っておきました、、
それはしばらく放っておかれて、
再び人間がヒを持って戻るときには、、
、いや、まだ生きていました、、
掴みます、
縒って、縒って、、
私はそれから、編むことにしました、、
私は人工の風も好きですよ、
また忘時に帰れるような、そんな気配がするから、、
私は忘時も好きです、、
あなたは全部忘れた、という身振りを取ることがある、、
そのとき、通路がアく感じがするのです、、
あなたは手を表し、
私はそのなかにある水の、姿形を、、
そっくり読み取ってしまって、、
全部が全部過去の場所を通った訳ではない、
と突然思うのでした、、
私は一日の仕事から離れて、
ここに身体を休めている人の、、
振動する日時を、なんとなく見つめる・・・