回転すると、私は声を掛けました、、
どこからの熱だ、
私はまっすぐに線の上へ、
一量の身体を乗せる、、
なに、はたいたのではない、
ここはおそろしく、沈黙したままなのだが、、
私は、景を見ていた、、
はるかな先から次々にこぼれる液を、、
深くまで、
その呼吸が入る、、
私は既にその細い線のなかで、じわりと、、
熱を高めて、
あ、ひらこうとしている、、
私も回転ですよ、、
あなたの姿は初めて知りました、、
このプウルのなかで、
初めて会いましたね、、
私は、一量のあなたに会うと、、
ものが、次々に、だまになり、
どこから身体を言うべきか、
分からなくなりますよ、、
その回転時の彼方、
私は宇宙線、、
見えない糸の、
確かな振り方に、無音で驚いている、、
交わす言葉は、、
私は、ホウ、の一語、、
あなたは、さあ、の一語だけ、、
これだけで振動数は、限りがなくなる、、
私は知っている、、
この高速時には放心しているしかないのだと、、
ひとりで、時刻の端に立って、
まだらなヒを楽しむ、、
ねえこれはさ、
どうして深くまで行けてしまうのだろ、、
そんなこと考えなくていいじゃん、
それはそうなんだけどさ、どこまでも深くまで行けるわけじゃないのだよねそれは、、
あなたまたヒなの、、
俺はヒではないよ、ただの振動だ、、
でも、なにの音もしないじゃない、
音はしてもしなくっても良いのさ、、
だからヒだ、いやまだらな白線だ、、
声を噛もう、、
もっと、低い場所で、放心の人間は、、
静かに響こう、、
あたしは目前をさわぐもののなかに、、
ひとつの液として垂れていく、、
生まれたヒがどこか、、
私は透明な記憶のなかに、、
世界と隔絶された白さのなかに、、
声をしようと思う、
あなたが表情を変える・・・