これが紐を繋ぐ、、
私は、結び目が、
僅かに汗をかいているのを、見つめる、、
何がこの日に合わさったのですか、
私は知らない、、
まだらな粒が、
私に声をかける、、
お前は集合だよ、
一対夢の、さわがしい集合なんだ、、
そうか、、
なんだか部位という部位が、
はやくなっていくようだった、
このキーのなかで生まれて、、
そのまま順次、粒が、文字が、
ひとつずつ溶けて、
私は口をひらいたんだ、、
私は生まれた、、
小さなヒのなかに、揺りを持って生まれた、、
いかな騒ぎといえども、このなかに、
そっくり入ります、、
私が当たり前にこの域を呑む、、
それはなんでもないことです、
しかし、なにでしょうね、、
あたしは冷たい風のなかにひとりで立っていました、、
どこかへ流れ出るイメージを持ちながら、
ここで過ごしていました、、
ここでしずかな姿を含み、、
ただひろがっていました、
誰でしょう、
ここで声がするの、、
あたしはもう半分ほど夢のなかに入っていて、
あなたの振動しかきいてはいない、、
振動も、もう夢のなかで泡になり、
私は汲むばかり、、
私はただ目のなかに入る青を辿るばかり、、
あア、生きていた、、
私の声は、複数にきこえる、、
あたしのさきわいが、、
肌の中まで続く、
等しいヒのなかに混ざり、、
座った、、
単簡な声が届き、
私は醒めている、、
この時間のなかにただ青い視線を混ぜて、
醒めて、立っている、、
しずかな夜だ、
あたしはしずかな夜に浮かぶ、
ア、方途の音、、
次々にヒのなかにかかってくる音、姿、、
私は眠った、
私は交わされたヒのなかに生きた、
照っている、生まれている、、
底にさわるものも、
今は熱、今は華の・・・