お前が複数の束に見えて来た、、
私は音もしない、、
巡りようのない場所での呼吸に、、
ひとりで合わさってきていた、
時間に、静かに覆い被さって、、
おい、どこかから、穴を、
穴を用意してくれ、、
私は見るから、、
風景から、液が垂れたのも、、
全部見るから、、
身体は、事件なんだ、、
熱をもって、移動して、
肌が白く輝いているのは、
ひどく生き物らしい、、
あたしはただの事件の前に立たされていた、、
熱を、受けたな、、
平らな面の上に乗って、
なにだ、
持っているものは、全て流れて行くのか、、
私はその底の方で、
声をきくというのだろうか、、
つちから、響きだけ、
私がさわぐだけ、、
表面的にはただ、沈黙してしまったものが、、
この線上でさわぐだけだ、
あたしは垂れる、、
このあたたかい事件に向かって、
どこまでも垂れる、
この垂れた印をきいて、
跳ね返りの身体はどうかな、、
ここは静かにまとう、
どこから出てきたかも知らないが、
ここは静かにまとうのだ、、
新しい皮膚の記憶のなかに、
一体、どれだけ垂れているのか、、
それは、容易に見通せるものではないのだけれども、、
私は、この、
あまりに不思議に過ぎるこの光景に、、
複数の線を張るのです、、
ほら、長い時間がひらいた、
私はどうやって来ましたか、、
ほら、外側、、
無限は内側の方が近いんですよね、、
ほら、見て、ここ、
さわってください、、
ゆっくり、ここに時間が溜まるように、、
呼吸をここにひらいてください、、
ひとつの瞳が向く、
私は見る、、
私は時刻のなかで束になってくる、、
きこえている、
順にきこえている、、
あたしは、温度を増やして、、
まともにここへきこえている・・・