あの端の声の、
まうしろにさがり、今はただ構え、、
私は割れていく、、
すざまじい速度だ、、
剥がせ、剥がせ、剥がせ、、
声がきこえるのかな、
あれば振れるものの姿の、
知れると見えて、、
またあたまのなかに繋がる、、
なにだ、時刻が湧いたか、
ほう、いっとうさん、、
ただ鳴らすもの、
ただあたしは剥がれているのでもない、、
あ、居たぞ、、
あ、わたしは時刻のはがれにいたぞ、、
晴れてものと過ぎるよ、ここら、、
ここらが振るえる、、
あ、さいほうから来たな、
さいほうから来る人、、
あたしは熱から生まれて、、
ひどくほどかれてきている、
あの静かな様子のなかにひとりで着いたな、、
なに、
端で見ていたのだな、、
あ、ものごとの白さ、
あたしが剥がれてくるのだということ、、
静かにまなかを行け、
行こうよ、、
あたしはまたその響きの傍らで、
順に、順に、生きているのだけど、、
今にその流れのなかに傷、
打たれて、、
ただだらだらと続く液のなかに、
ひとり住まう、、
私は手がただなかざまに来る、、
おれは揺るぐ、
おれは揺るぐ、、
ふたつとない声の欠けは、
はたらき、、
もっとスピードで来る、、
はりあいながら、、
あたしのところに掴まり、
このたびごとにつる、つる、、
おまえは声か、、
そこなしのところからさわやぐ、声か、、
あたたまってから集まり、
のがれて、振るえる、、
ものがじりじりと続き、
私は方途のなかで、したたる、、
液なのか、、
どこから漏れ出してきたんだ、、
続け、続け、、
ただの指針のなかに、
あなたの水が含まれてゆく・・・