表情の線が空きましたね、
過去をたうい、
まつりごとのなかにも今の姿が、
あたしはこれは火だ、
火が翳り、
私はそのざわ、と一音立つ場所へ居ました、、
存在をまっすぐに掴み、
きもちで振るえて、、
今そのひとつの印のなかに居ました、、
いまそこにひとつの声をかけて、
育つということがあり、
あ、あたりまえにふやけて増えてきたな、、
いたづらにものびて、
私はどこから声を差し込んだものか、、
考えているの、
考えて浮かんでいるの、
さて静かにめくりあげたもののなかに、
幾分か溶けたものを掬い、
これは内側の映像だ、、
内側だからこんなに溶けているのでしょうか、、
あなたはそんなに大きな姿をして、、
私が液のひとつになれば、
どうしたって入っていけると思いますか、、
さてでは身体を当たり前にしようかしら、
響きも続こう、
あたしはこのなかで眠るとは思うのか、、
、、
、水が止んだ、
あたしの呼吸のなかを踊れ、、
今という人達、
その場所で軽くなり、こぼれて、、
浮き上がれ、、
その先へ、その方途のえいの続きへ、、
なにかあなたは、
一量でどこまでも出てしまおうとする、、
身体の先へ、温度を垂らせ、
今はその映像のなかに生きる人となる、、
今はその香のなかを掴む人となる、、
焼けて、、
かるくなり、現在に、音響を持つものの、、
声を、私は、吸う、、
私はここに響く声を吸う、、
頭のうらへ熱気があたる、、
私はもう、こぼれている、、
はれたはれた、、
この無際限の場所はどこだ、、
どこから入っていた、
どこからこの無際限の場所に抜けてきた、、
私は音の一層、二層、
三層に、、
それぞれの撫で方を見た、、
ここは、はてか、、
はてから吹く風が溜まるところか、、
妙にあたたかいところ・・・