<1926>「気配の日に」

 あなたがたが日に、、

 端に当たり、

 もう不明な、その時刻のなかへゆっくりと出て来る、、

 その気配にあなたを包みながら、という訳だ、、

 私は、混乱している、、

 あなたのその気分にあたるままになっている、、

 一対一の人々として、どう話そうか、

 ここへひとつ明かりをおとしてくれ、

 だれもかれもさわぎ、

 だれもかれもやめる、、

 その、様子のうちなかがはっきりと見え出すものに、手を、、

 不可解な揺れを、くれ、、

 いまにその姿は溢れてくる、、

 どこか知らないところから、

 あたしはその穴を通じて来ると言えた、、

 

 私はそこに血の流れを置いているとはつゆ思わない、、

 なにか裸でも、、

 それはあたたかい皮膚以上のものではない、、

 このなかの爆発的な響きなど、

 おい、私もきいていない、、

 私にも相応の毒が入ったのでしょうか、、

 なにも損じていないなどという軽やかな期待は持つべくもなく、、

 明瞭、

 姿に対して、あたりまえの線をひく、、

 それはさわぎにきこえて、、

 私は、線のなかで緊張する、、

 この人はどこからのびあがってくるのだというのか、、

 どこか、、

 私は線の上で振るえている、、

 身体を、脈を、、

 静かな姿勢で次々に得ている、、

 なにのさわぎだろう、この様子、

 この身体に続く人たち、、

 なあ、ふらりと現れて、

 声を掛けて、、

 

 実のところ、今何を話そうかと考えてしまいました、、

 ははは、、

 自然に口をついて出るということをあまり信奉しない方が良いのかもしれませんね、

 身体に近すぎるということですから、

 あなたがあやしいにおいを放ってそこにごろりとゆだねているということ、、

 私は内回転した、、

 ずっと記憶が、先の先の方まで残るだろうということ、、

 あたしはそれに付き合っていくと思う、、

 さて、呼びましょう、

 うずめましょう、、

 呼びましょう、、

 あなたのそのメッセージがどこまで届くのやら、、

 あたしは遠い点を招んだ、、

 どこかで肉が振るえる音がしたな、、

 ここにはもうすぐか、、

 あたしはさんざ液を垂らし、、

 ここで歩を上げる、ひとつ、ふたつ、、