その僅かな時刻のなかに生まれて来ては、
小さな様子で漏れ、、
上手く継ぎ、
あらはれる、姿一切の人々、、
当たり前に垂れ、
当たり前に見えて、、
私は、紛れたいだけ紛れていくように見える、、
その新しい身体に当たり、
四方から、四方から、さわいで、続いて、、
じっとここにいる、、
じりじりとここにいる、、
じりじりとここにのびてひらいて、、
今また見つめ、
ひとつの手をくれ、そこ、そこ、、
私などなにかこのなかに湧いてしらずしらずのうち、
知らない所に出て、、
ひゅっ、、と、ひとりだに発話せない、
そうした場所の、
風のひと吹きを、、
この眼に確かめ得る、、
思えばここに身体証拠が徐々に溜まっていくのを、
不思議といえば不思議だと思い眺めていた、
なにだなにだどこから、
身体が抜けて、、
私はそのなかへ染みる、
と思い、、
浮かぶひとつの印に、
私はのびた、、
次々に来て、次々に掴む、、
掴むものが多くなり、この場所で、
ぼんやりとし、浮かんだ、、
誰かしれない勢いのなかに、浮かんで、、
次から次へ、生きていた、
しらずしらずのうちに身体はここへ垂れて、、
いまひとつそのしぐさのなかへのび、、
私はひとつひとつのしぐさがきこえ、、
その端に混じり、
次々に巻かれていくものと見える、、
あれ、身体の隙間から、
どうどうと溢れ出、、
私がいたもののうえに徐々に、
白い覆いが来る、、
なにげなしその曖昧な空気、色味のなかをあるき、、
地を掴み、、
この先にいて、訳が分からなくなる、、
身体が次々にひらき、、
徐々に糸が出、、
糸のなかでもぞもぞとし、、
なにだ、あたしは、、振動するばかり、、
身体が熱い、、
激しく揺れて、、
またそのなかを目指すべく、、
かわいた空間のなかへひらく、、
皮を落として・・・