今そこに隠れて、
たれと言わずひとり静かにこもり、、
音もまたそのなかへ、
あたりまえに降り、、
すくなくなり、、
ひとの照る葉のなかへいつもより、
多くなり、、
ただに溢れてしまう、、
そこから順に液がくだってしまう、、
あたらしい道の、、
はっきりと揺れてあるのに、、
私は姿を合わせ、
そのなかで、静かな音を立てている、、
たれかいつ生まれた、、
たれかその場所の空気を含んで、
いつから揺れていた、、
のばし、その背中に、、
ただの水が流れ、
あたしは、十分に、ここへひらいて、
次の生を、静かに待っている、、
あ、いま、種が通り抜けた、
私は知らない、、
きっと、なにかを感得するところのない、、
ひとりの熱量が、、
ひとりの身体のなかへ歩いて来る、、
あたしはその予感が、、
勝手にどこまでものびていくことを願った、、
得手勝手にのび、、
とどまって、ここに停滞し、、
冷えてしまわないようにと願った、、
あるあたりまえの約束事があり、
それがどうしてもおかしい、
どうしても健康な関係を生むとは思われないとき、
あたりまえの要求を、
あたりまえに提出してくる人、および社会と、、
どのように付き合うべきか、
笑って穏やかでいるか、
順序立てて全てを説明するべきか、、
どうか、、
次から次へと繋いでいくのは本能ではない、
というのは、不思議な状況だ、、
身体は笑った、、
静かな羽のなかで身体は笑い、、
穏やかに風を起こし、、
私は道に長い時間をかけて続いていく、、
なにものかがその風景のなかに続いていく、、
大きな日、、
大きな太陽をかけて、、
その隅で液になる人、、
その隅で空気だけになる人、、
奇妙な縫合を、、
私は縦になり、
ひとつの湿りのなかにひきこむ・・・