<1817>「印の中で生まれ」

 あたしがその身のなかで全体量を振るう、、

 そこから垂れてもの、あたしより先へ、

 過ぎて、過ぎて、

 今と言わずにここへ漏れ、、私の先へ続く、

 なに、手を出して、、

 まともに垂れてくるものとして、受く、、

 あたしは受く、

 ひとつの垂れを、、

 この身体のなかで受けて、、

 長い時間に、緩やかにのびて、、

 その中のジを伝う、

 わたしは、濃い、色のなかに生まれ、

 その歩の中をくゆる、、

 なにとなしに印が垂れてきて、、

 私はここをかく、、

 

 あらたにまた中間地点に、、

 私が溜まり

 音もなくのびる、、

 果てという意識もないままに、のびる、、

 壁に、身体をふれて、、

 なにとなにと続けて吹いてくるのだな、、

 私だな、

 流れだな、、

 風からまた立ちまた巻き上がるものへ、、

 緩やかな形を続けたのだな、、

 あたしはそこに見えていて、、

 うたいのなかへまっすぐに下がり、

 どうだ、どうだ、、

 あの狭い物事の隙間から、、

 増えて上がる、、

 増えて、身体が上がる、、

 そこのジに溜まっているものら、、

 小さくそこに姿をしたまま、

 私は掴む、、

 声がなるところへ自然に手を渡しながら、、

 私はジのなかを、一歩、一歩と進んでいくのだった、、

 

 いまに現しているものに、

 私は肌を付け、、

 その両時で、笑う、、

 かたかたとからだが振るえて笑う、、

 なに、なに、、

 私は量時、まだまだ渦を巻き、、

 そのなかざまへ見事に在り方をします、、

 あ、あ、垂れた、、

 知らぬ知らぬまに呼吸がここへ生まれて、、

 その一番細いところでただに垂れている、

 私は移り、、

 そのもののなかへ、静かに身体を、

 私は沈黙して、、

 そのもののなかへ、身体を振り、、

 ひとつの動きで応える、

 なにがなにが、、あ、今に映えて、

 あたしを短く差す、

 さわぎさわぎ、今見て、、またあとのなかへ続く・・・