ただそこに私は歩を向けて、、
一量で揺らぐ、
そのかてのなかに全ての装いを含み、そこへ、、
静かにつらなる、、
そこにはげしい、声を集めて、、
一量で、巡る、、
一量で、うたう、、
たれかなき、たれかこのうたをうたって、、
私の線のなかに上手く混じってくれ、
その静かにアけたものの只中へ私を連れて、、
ひそかに生まれてくれ、、
生まれていたら私は静かに誘うから、、
今、その時刻で次々に熱を放ち、
私のそばへ乗ってくれ、、
静かに彫れて、、
液も上手く垂れ、、
そこに私の知らないはげしさを抱えて、、
あたりまえに眠っているものを見る、、
あたしはこの響きのなかに、存在し、、
余韻へも、身体を合わす、、
そして、全く音のせなくなったところへも、、
静かにのびて、、
ままで、大仰に、揺れている、、
あれ、たてに手のひらいた、
その中に風、
その中にはつという響き、、
私がしたを含み、つちを含み、、
私は何かを生むのでなく、
何かをとどめるのでなく、、
その姿になって、、この世界へ映るために、
黙り、踊った、、
私はその静けさのなかに混じり、、
そこで呼吸をして、
あなたのなかに、随時、メッセージを、、
あたしはほぐれて、そのままで伝い、、
今際に、静かな表情を置く、、
なにだな、ここへ、静かになって生まれ、、
仰ぎ見、、
声のまたいくつも流れてくるのを、、
ひとつ、またひとつ、くぐる、、
私はほうとひとつぶの勢いになってその場を流れた、
かなしみ、かなしみ、またかなしみ、、
今際の歩行線も、
そのありかたを持って、
私は印を残す、、
それを辿り、私は揺らぎのなかにいて、、
小さな声をここに、
小さな声をここに、思うだけ、
並べてきているのだと思いました、、
あたしは染みて、
いまその袖を渡り、、
香の中へ流れて、
ひどく、優しく、回転するのでした・・・