<1811>「仕草を編み、身体を溶く」

 そう、最初から、染みてきて、、

 私は、いつともなく、なにともなく、ここへ通った、、

 あの、ダイジの、仕草がここへ垂れて、

 私は、通った、、

 ものもそこにうずまるべき、、

 そこから方向に、誘い出されるべきと、

 ひとり、ひとり、、

 今ここに呼吸が当たってそのなかに増え、、

 私は、まねび、さわり、、

 その時刻の姿へ等しくなる、

 ああ、身体が曲がる、

 方々が音を立てる、知らせる、、

 私はここにいて、曲がる、、

 幾筋もここに見えて、そのいつに、いつに、絡まる、絡まる、

 長い、長い、糸の仕草に、、

 私は肌を、黙してつけていく・・・

 

 今に私の仕草が生まれて、

 そのなかざまへ身体を放って来ると、、

 私は知られない装いのなかに、

 身体を囲い、

 そこで幾時も経る、、

 私はただ肌を余し、、その流れのなかに参加するものと思えた、、

 あととあとと言いあらわされるま、、

 見事に澄みながら、、

 見事に挟まり、、

 見事にそのショウを立ち上げて来ていた、、

 今にからみ、、

 私はその方途のなかで身体を揺すり、

 身体は眠り、

 そのなかへ ジを包みながら、、

 あれ、あれ、はっきりとしてきた姿の、ものとが、

 なかに、なかに、今で見えた、、

 私は置かれ、

 ほうけ、

 ほうけ合わせ、、

 この進みのなかに身体を溶いてしまう、、

 

 今に緩やかに身体が打ち、、

 そのうちを進むもの、ひとひ、ひとけ、、

 ただに垂れて、、

 今そのさまを手中に入れてからからと転がる人、、

 水をし、、

 水から浮かび、、

 今そのなかざまから正体をほうりあげてくる人、

 溶ける、溶ける、、

 あたしはここへ声を掛けて

 そのなかではっきりと沸きました、、

 なぜか角へ続く、、

 声をその内側へためて、、

 私は線をあらわすことになりました、、

 これがためにまた形を持ちました

 ひとひ、ひとひ、、

 そのリズムが打ちながら、

 含む、含む、含む・・・