ほとんど浮かび、音がする、、
音から私は生まれる、
音からあなたも、
同じように生まれて、、
一切が、盛り上がってきた、
一切が、盛り上がりたい放題に、
続き、オンジョウの上で踊る、
私は、はての、
分かりやすいところへ来て、、
ただ、名前に触っていた、
名前は動いて、
もうほとんど身体の中に入ってしまう、、
静かに名前が含まれて、
これ以上長く触ることも出来まい、と思いながら、
平気で、長い時間に浮かぶ、
似通った道の、まなかへ、
明らかに、豊富な一歩を言い、
豊富な一声を合わせたら、
私はひどく違って来た、、
無音のはずのところにこれだけのものが生まれている、、
生きていると知っている呼吸が増える、
増えた呼吸に、
増えた振舞い、、
なに、私のなかでさわざわとするものが増えたといって、
驚くことはない、
ただ遠く、遠くになったと思うものが、、
次々に跳ね、、
私は吐き出す、私は蓄える、、
私は一歩になる、、
次々に踏んでいるもの、
次々に踏んで、温度を持ってくるもの、
私は香の中にいたのだし、
それはもう、どこにもしまってはおけない、、
なにというためらいの音もなく、
そのまま、道に流れて、、
前提の出来事へ、
出来事へ生きてくる、、
まだ私が零のところで、、
私の、響きだけが生まれて、
それは諸方で聞かれた、
それは、諸方で、当たり前に納得された、、
それから、私は、名前のなかに生まれて、、
これを内側から、
舐めるなんてことはせないです、
ただ内側からぎゅっと手のひらで、
おさえていた、触れていた、、
だんだんに響きを打ち、
だんだんに身体は、名前になり、、
呼ばれると、、
小さな部分も何も余されることなく、
こちらへ来るのが分かるような、
感覚のはしゃぎを生んで、待っているのです、、