そこから音を立てて生まれようとした、、
私が、
じだら、じだら、と、溜まっていく、、
それ以外に、為方はない、
一滴、一滴と、溜まってゆく以外にはなにの、
作法もないのだが、
それを見つめて、
吸い込まれて行きそうなものを、集め、、
渡す、、
明日となにと言わずに、渡して、、
ここの通りをひらくのだから、かして、、
短い呼吸をそえた、、
遠くの、その響き方からして、、
揺れてくる、いくつもの道の、知らせ、、
あなたはそうして、どこから、
どうやって漏れてきたのだろう、、
不可思議な調子に巻かれて、
恥と、爽やかな粒が、交替し、
そこで混ざり、、
私の方角へ、、
今にはっきりとした音を立ててくるように、思う、、
私が蔵していることを、
ひとつひとつ知ろうなどという無謀な試みは避け、、
ただ、手掛かりになる具体的な動きの往復だけを掛け、
そこへ続き、、
時々見たこともないところへ潜ってゆけばいい、、
響きもどこから来たかは言わないし、また、、
どこから来たとも言われないと思う、、
なんたる領海だか、
あたしは手を入れているだけだ、、
不可思議な堆積のなかへ向けて、
何が見えるのでもないのだが、、
渡された表情を、ずっと持っている、、
曖昧に帰るにはせよ、
ここに持っていることは変わらない、、
のだが、、
私は、静かに温度を下げて、、
見えない地点へ、沈んでいく、
その余の、余のとは言えど、無際限のもの、
の沈み方を、
腹で受ける、、
あ、そうして、また、膨れた時刻に飛び出してくるつもりのところ、、
状況を仰いで、、
私はここに一量の仕草を成す、、
にわかに、触れて、、
肌という肌には、こんなにも長い、時刻が、
沈黙の堆積があって、、
それを分けて、分けて、無量時へ、
下がっていくことになるなどと、
思いもよらぬ時日の姿へ、、
また手を入れる、、
またほうけた表情が出る、、
先へ、後方へ、線を繋げるために、そこで、ひとり、、