持っている身振りのなかで、
何重にも踊りがかさなる、、
私は、すべてに当たり、
すべてを束ねて、この一歩とする訳だけれども、、
この一歩はどこへ行くにも軽く、
私がそのままの形で生きていることに、手を振っていた、、
私は、一滴で垂れて、膨らんで、、
その余のものになって、揺らぐ、
揺らぐものの隙間に、
また新しい一滴が入り、、
今に、呼吸の波を作っていた、、
今に、波を作って、当たったところ、
もう身体は増えて、
ふやけて、
ふやけたままで、そこにいた、、
そこにいる人が、出てくるのを、見留めて、、
また波へ加わる、
波へ加わるものの所作を、
なんとなく、ぼうやりしながら、眺めていました、
あの日だね、
どの?
もう前後関係もなにも、なくなってしまうけれど、、
あの日は、毎日の中のひとつなのに、
どうしてそんなによく残ったのでしょうか、
そこに、何か特別なことがある訳でもないのに、
私はそのなかに増えて、
ひとつの量の姿を取る、、
現実のこと、
内的には この今の、日々の回転が、
今の日々、社会との交流が、
生きていることの全てだと感じやすい、、
しかし実はまったくそのようなことはないのは、
どうもおかしい、、
明日からぱったりと行かなくなる、
それは当たり前に分かっていることでも、
どこまでも現実感がなく、
何か この道を少し眺め続けてみたりする、
が、それでも分からない、
生きていることが重なると、、
参照されることも多いから、
通り方が分かって、嬉しいことも多い、
そして、
これらがみなひとつの身体に収まっていることか、と、
汗をかいてそのままその場へとけて流れるような気持ちになることがある、、
それでも、あなたは内側へ内側へひらくことを選んだ、、
声が一度外へ出て、内に向けて巻いていくように、
その波に乗って、限りなく延々と過ごすように、
あなたは選んだ、、
だんだん、そこへ、呼吸を上手くいれるのが、
楽しくなっていた、
日常へ来て、さてというところで、踊っていた、、