なかほどに、確かなさわぎ、
一番先端から、それはもう、身体へ向けて、、
ゆっくりと入ってくる、、
ゆっくりとした、、呼吸を持ったまま、
だまり、はいってくる、、
はあそれはもう、このなかほどの、いくらか尋常なさわぎから、、
ここの方向へ集まってくるのだ、、
なにか、ひどく簡単におもわれることだ、、
しかし、なにか、、簡単におもわれているまま、、
底の方で、ふるえてやまないものものだ、、
ゆれていけ、、
いくども、ただそのまま、、揺れていけ、と、声が、
なかほどへあたりまえに伝える、、
あたりまえに伝う身体の、
一番先端へ、、
ただ、打ち、打ち、、
ぼうぼう、ぼうぼうとふるえこんでいる、、
ゆれたらまたこちらの方へ来い、
ゆれたらまた、、
あたしがそうして地面のところへ小さく手をやる、、
手をやったままで、
この位置は不変だのに、、
不変でないもの、もの、、
それから、、はれやかな顔をするものなどが、、
とてもそこいらへあらわれてくる、、
そこいらへあらわれたまま顔の揺れを、、
確かめる、ひとつの作業が、、
ある、、
つらなって、、風に僅かに打たれるままのような、そのありさまで、
なかほどへ、、どうというさわぎもなく、、
まるでまとうめいに、生きている、、
これというさわぎもなく、、
これという立ち上がり方もなく、
およそ、まとうめいに、、もののあいだへ、
だまり、はいりこみ、、
うしろを見るもの、
うしろにつらなって、、風景の外を見たまま、、
感得され、呼吸が、、
静まり返るあの、僅かな道へ、、
すべりこんでゆく、、
どうどうとネを立てながらそのなかみへ、、
すべりこんでゆく、、
僅かなはつとしたものおとに、、身体、
身の全体で、なだれこんでゆくのがはっきりと見えた、、
上手く、外側へ、、吹くようになったのじゃ、ないかしらん、、
およそ、、見事なしかたで外側へ、、
などと、
ひとつひとつの言葉なり、、作業なり、を、
さらしていて、、
はつと、はつと、、浮き出だしてきた日の、
ありうる仕方を、、
そこへ見る、、
ああはつとはつとして出でてきたんだね、、
だまり、ゆれこみながらで、