ただそのような、ありうべき、時刻のなかに、、
身体をきざみつけていた、、
なにごとかと、、考えられる、まもなく、そのなかへ、
うもれて、、
ひとつひとつの叫びを繰り返していた、、
私は、それを、、どこまでも知らせるのか、
いいや、沈黙して、歩いていくのか、、
どうん、
どうんと、、苦味が中空に走るのを見る、、
だれだろうか、、
あまりにもすみやかに、時刻の裏側へまわり、
あまりにも踊れる、、
その作法は一体なにだろうか、、
それでは、少し、風の中で生きてくる、、
と、、
ひとこともまたまともに打って響いた、
と、
まともにまんなかへ居た、、
これ以外に、居るという、、ことがとても不明瞭に、
なりうべき、
身体などもそのままそこのところへほい、
、
とほうり出され、まんまなかへ流れるのを、、
そのひと、張本人は、
うたいながら眺む、、
うたいながらこちら、、
その行方の先々を、
実に、実に曖昧な姿で、
集めて、振る、
集めて、、
なにげない、日、日、容れ物のなかに、、
私はうたいを吹き込ませる、
そこから先へ響くことが、、
いまなのか、なになのかと、、
特有のくたびれた像の前に立ち、、
私は、手を置いた、、
そのまま、そこに吹き込めるだけは吹き込んで、、
また、別のところで、、
なんとかの響きを成したところにちょうど身体が現れるように、しよう、、
現れるようにすれば、、
だいたい、前にのめるような仕草を、、
順次、見つけることが出来るに違いない、、
だいたい、その皮膚の裏側に、、
私が風に乗った、、
私がした踊りが、残っていて、、
鳴るのだから、、
遠くの記憶を埋め込んだ、、
声が鳴るのだから、
それに、当たり前に気づく、ということが、、
順次 そのものものを安堵させる、
私は皮膚の裏側へもぐりこみ、、
もうとっくに消えたと思っていた、、うたいの姿を見る、、
だれだろうか、と、とうだけではない、、とうはずがない、