そのままその仕草で、、
たいらかな、うたいのなかにおりていって、、
知らせる、、
知らせる言葉のなかにあり、、
どうしても、そのなかで、生きていると、、
身体が浮き上がり、
浮き上がったままでこちらのほうへ向かうのだ、、
それを、また、ひそかにきいている、
黙ってきいたのだ、、
なにやか、滑り、、
自然と表面へ、自然と内側へとけていくもの、、
それが、知らせる、、
知られたままになって、頬へ、、ゆるやかに、
あたしを打って、、
打ったまますみやかに、しらせる、、きいている、
たれか走り出す音がした、、
たれか、うん、それを、まともにきいたんだ、、
空間のなかに、今とは、それは違うものも、見つけて、、
見詰めて、、
まっすぐにこちらのなかへ入ってくるのだと、、
それは、言うんだ、、
言ったまま、そのひろやかなところで、
どうしても、きこえる、、
それが生きているに違いない、、
それがはざまで、、さわさわと音を立てて、生きているのには違いがないけれども、、
それをなにとなく黙って頬に当て、、
生きて来る、、
私はこの呼吸の核になるところへ、、
さいわいな手をひとつ、のばしはじめているところで、
そのさまが、、どうしたって見えているのだ、、
あなたの肌のところにも、、そういった、、
やわらかい香、という香的なものが、
きこえて、、
はれやかに香ったきりの、
その内側、、
その内側のだいだらと続くところ、、
諸方を見留めて止まないものの、
大いな姿が、静かに映り込む、、
映り込んだらそこへだらり、、
身は身として、いつまでも混ざる、、
混ざりあったひとつの、なにやか、、諸方の、
すみやかなはげしさをここらできくのか、
と、、ときおりそのようなことをおもい、、
身体のなかで、動かしている、、
のを、、だらりとした身になって、きいている、、
は、誰の姿、、
はれやかな風に当たり、、
方途、方向、、あたしの方をそのような勢いでゆく、、
なにがたれているのかしら、などいう、、
言葉のうしろでひそかに出合い、、
あたしは肌と肌のあいだに、
またもや渦を巻いて生きた、、
方途、風が2つに分かれる・・・、