なにかと言えば、先端の方に、うたいが残っていて、、
淀み、、
と、たまりたまり、、続く、、
はて、私の方へ、どうんと響きが伝っていて、、
まともに伝っていて、、
揺れた、、はい、そのしびれの先から、、
ゆるやかに生えたのです、、と、
こたえうるもの、いつだってこたえうるもの、と、、
感慨、を、、言い、
だだらとそのいろいろな方向へ、のびる、、
枝がなにやか、、
枝がすみやかにひらきはじめている、、
のを、、
まともにききながら、この、中央あたりの場所で、
ゆるぐのを、
かかえこみ、、行く、
その隙間にはいりこみ、きこえ、、
このからだのあたりを渡ってゆきながら、
目に見えてくるの、を、
静かにきいたままにする、、
静かにきこえたままにする、と、見える、、
のを、伝う、
伝うのが見えはじめている、、
のが、ぐらり、ぐらりと、揺れきって、、
肌のまとなりでまただだらと来る、
全体を覆い、、
その覆いの跡、かげったところに、、
静かに生えてきた、
だれだか分からないものが、ここへ、静かに生えてきた、
が、どういう、、
これはどういううたいなのか、
手をかざし、水がはいってくると、、
ふれてきたもののなかでどうんと私は生き始めたらしいのだ、、
身が、しっかりと生えていて、、
だれかれかまわずそのまともに高くなったところへ、、
中空の、、
あるいは、手の浮き、、
に、、
まっすぐはいってくる、、
それはいつだってなんとかの声でこたえたものだよなあ、など、
不可思議な、声のかけかたをする、、
と、そのはざまに、、
ぼうやりとした姿、、
風を受けて、あらゆるところからもまっすぐに見えている、、
姿のうたいが伝って来る、、
身がそのままの姿、、
あたしは静止、いや、動いているものがかたまったままの、
この空間に、
はッ、はッ、という呼吸の、あらさ、、
目のぼうやかを、置く、、
その姿のうたいがなにのひっかかりもなく、、
ここへ、黙って入ってくるように、、
して、、
きこえて、、