<1506>「一途燃えて」

 身のまちゅうおうに位置していて、呼吸もゆるい、

 そうしてここいらから、本当に出てくる、

 たれか本当と言い、身のまちゅうおう、、

 その騒ぎ、

 その移動の仕方に、、

 僅かに目線を、、縦横に、、

 そこにからからと鳴る、

 不釣り合いに、、

 そこで生きながら、、

 ある、長い時間を、、長い回転で、、

 いくらも印がつき、、

 その跡を上手く鳴らしている、、

 この場へ出てきて、、上手く鳴っている、

 身がここへ垂れる、

 

 ごく細い線から、

 次から、次から、存在のまちゅうおうがあらはれ続けていて、

 私は、そのなか、、

 そのなかほどをゆく、、

 ゆくとそこへいくらも転げてくるもの、

 四方から四方からかんからかんから次々音を立てて、、

 連続的に鳴る、、

 鳴っている諸方、

 確かめる仕草も軽い、

 かるやかな息の内側に出合い、

 そのままめんくらう、、

 ただにくらくら、くらくら、

 私も、あなたも惑いと、、

 断乎として進む、、

 身もその内側からのふわりと浮わついたものを受け継いで、、

 ここに、だらりただだらりと続き、、

 目をアいて、歩き回っていた、、

 

 身もそのような内側に、

 ひだりてででらりでらりと触れて、、

 いたままで、

 いたままでその姿をはじかれるようにして見た、

 あらためた、、

 あらためた先でほうほうという呼吸とともに、

 一途燃えていようかと、、

 そうした類いを、、まるでひたいへ、

 ぐい、ぐいと、押し込んだ、、

 ような、姿のまちゅうおうが、、

 視界へ、ただだら、、と垂れてくる、、

 垂れてきたものをその内側の息がしかとつかまえて、、

 なにか、混ざるか、いや、、あたりまえに包んでしまったのだ、、

 そこからあれややらかな、やらかな色があたりまえに出てきて、、

 めまえでどれ、どれと踊るような様子を、、

 ここへ、ひょいひょい、、

 身が静かにあちらからあちらへほとんど続く、長い時間を掛けて、いくつまでもさかんに燃えていようかと、

 火の中ほどで、、

 手合い、と手合い、手に手を、次々に踊り、、

 もうそのまちゅうおうのお近くを探る、、

 探る姿のそれ、

 久しく揺れながら、、全体を見して・・・、