<1473>「直線に歩が掛かり」

 あらたになるひの向かいに、まったくのひがさし、、

 割れ、、

 そこから、未量、未量、、漏れて、漏れて、

 漏れて来て、、

 ここへほおをつける、、

 だんに、だんに、、にじんで、繋がり、、

 いつから、歩の、歩たるゆえん、由緒、、

 たぐられたままで、緒が、でら、とのび、、

 私は手を付ける、、

 その、ひくものの、端に、振動がかかり、、

 その端にかつての身の残りが、、

 上手く、付いている、、

 

 そこの端、目掛ける、

 身体が、すらすらと長けていき、、

 私は、端を、掛ける、、

 おうなじ、おうなじになった、

 おうなじに、なった、に違いないけれども、、

 身体の端がただばらばらと音、立てるには違いないけれども、、

 一直線の、、

 一直線の、、どうな、、紛れが、ここへ掛かり、、

 掛かり始めたものの全体へ、潜っていく、、

 潜っていくのが見つかる、、

 ふあ、ふわむ、よう、よう、と、、

 あらかじめ掛かり出だしたところへ、

 ずる、ずると下がり、、

 下方からそこここへ、掛かる、、

 それ、、あたし、掴まえて、、

 だらだら、、だらだら、

 と、

 身に付けたままのひとりのもの、しぐさ、、を、

 知りえる、、

 

 身体が、、かなり、鳴る、、

 きいていて、分かりいい、

 そこへ、、もちまえの、指など、わずかにも、

 掛かったまま、、

 こちら、、こちらの方へ、揺れ出た、、

 ままでぞろ、ぞろと出たということがあるのでしょうが、、

 なにを、、辿ったのでしょうが、、

 ぐいぐいばらばら、、掛けたとこのほつれから、、

 穴から、、

 声がここにも掛かった、、

 私は、それを、平気なのか、どうなのか、、

 ただ、黙って、、見ているとも思ったようであるが、、

 なにかは、欠けて、、

 こぼれたままで、届いた、ということに、ひとつの、

 ひとつの相違も、なさそうである、ということだけが、、

 ここいらへ、どうにか、伝わって来た、と思えば、

 それは、響きの、ちょうど中央に、身が入り、、

 連続してきいているうちに、、

 はらのなかから出てくるものと上手く符合した、、

 という、、

 しるしをここへ、送るのだった、、

 鳴るもの、、振れたら、そこいらじゅう、、そこいら、そのまま、