<1474>「点の意識」

 かしげた、ものの、ひとつを、じり、じり、と、見つめるようにして、

 その周り、、

 その巡りに、、

 おおい、、まともに秘し、・・・ただ、一秒、一秒と、経つにつれ、、

 ここが、点の意識で溢れかえっていることを、、

 ただなにとはなく、知るらしい、、

 おおえた、、

 そこから成る多層の発し、、の、膨らみも、、

 いまや、、ただでん、と居る限りになるのだろう、

 

 騒々、騒々し、、

 い、、

 うかれたひのあわがここへつた、らとただ垂れかかり、、

 まったくの肌でこの時間のなかを過ごしていた、、

 まったくその速度のなかにあおぐしぐさ、、

 身体が徐々に紛れていくすがたを見留めたまま、、

 やけて、、

 ば、ばら、と、、からからになってここへ貼りついた、、

 貼りつかれたままになって、、

 潜り、潜っている、、

 もう途方もなく、、その身のなかの動いてくる、、

 ひと振りの出だされる、、手の、

 かげいに居、、

 わたしのその僅かどこかかしげるものの、、

 後先を、、

 それも目のなすよう、、

 腕のなすように、、

 当たりまえに見留め、この、僅かな時刻、一点、一秒のなかに、、

 ずらずら、、ずらと、、はいっていた、、

 身体の痕跡を、身体の端の方で留めて、、

 私は、、

 少しかなおおえたひのなかの青染みてくるなかへ、

 居た、、

 

 青染みてくるとここからほうという気がずらずら、、

 ずらずらと移っては住まって、、

 まどうということ、、

 かん、かん、とただ打つリズムの、まるで外側なのか、、

 膜は、

 内にまで達して、、その音と、、少しも離れることがないのかなどということが、、

 いまいちよくは分からない、、

 肌がひとつの距離も持たずに、、

 この歩幅は、、

 いち、ひとつ、点、一秒、という、、色合いを、、

 映し、、

 まともに誘う、・・・

 ゆるぎ、誘われて、、すら、すらと出でてくる、、

 身も向きも何も、、

 あてがわれ、、

 ひとつの呼気が全度に伝っていくさま、、

 をあからさまに見つむ、、

 私は腕を出し、、

 歩幅の変える色、、膨らみと、、その後先を見ている、、