<1462>「身体は筒になり得、」

 私、は、上手く、もがれ、、

 あいだへ、、

 そこから、数値へ、揺れまで行って、、

 大波になって、

 跳ね返り、、

 あいだへ、浮かぶ、、

 浮かんで、、

 ・・・、

 ここで何を言っていたらいいというより、

 ここで何という領域を、、

 声の確定を、、

 振幅の、騒ぎをしたらいいか、、

 

 波の、偏らないところへというより、

 波の、使われている角度、、

 そのどこから照射しても、

 顔かたちになんら変わったところがないような、

 黙して、

 その一歩に泡がじゅっととける音の聞こえるままに、

 流れ、、

 方向、方向から眺める、、

 私は、身体の作りに対して、、

 このような描線を、まずまず垂らしていく、

 それを、、

 まるで、何も知らなかったかのように、見つめ、、

 見つめたまま、、

 顔かたちが、やわらかくとけて、、

 膜の中で、、

 ふやけて、、

 身体を浮かべ、、

 なにか、褐色の、、さわとする光景を、、

 目に、留めている、、

 静かに、静かになり、

 見つめる、、

 

 放られて、放られた後であればあるほど、

 ひろやかな、、

 私が、あいだにびびと線を張り、、

 身体、筒になりえ、

 膨れ、、

 よく大向うまで届いていく、、

 張り、張られ、、

 合わされ、、

 どんな軽やか、どんな、、

 どんな帯びの、

 声の、、

 不安げに回転し、、その、みさいみさいをひろい、

 上手く、わたくしごとから去るでなし、、

 あいだへ、伸びてくる、、

 筒の、中途が、薄く透けかかり、

 息を詰めて芯を見つむ姿があられる、、

 それに私もほうという言葉を忘れ、、

 身体をなにげなしに掴む、、

 私が、初めて鳴り始めたのも、、

 こんなことであった、など、、

 ばらばら、線に伝わる、