身体に普通の音が鳴ったままで、、
それを、、
いくらか遠目から、
歩幅がここへ速やかに合ってくる、、
身体は盛り上がり、ひとつの風の中で、
普通の音を立てた、、
私が仕草、そのまま、、自然に鳴っているなかを生きていると、
どこか、、遠くの方からも、
同じ音が立って、、
私の表層が重複に震えたり、
そんなことをしながら、、
流れている、、
風と、身体とが、少し、流れている、、
身体にかむさる、、
音の膨れてくるのを、、
慎重に意識し、、
何度か分からぬが、、生きていた、、
私が、日の中をぐるりと巡って、、
裏っかわの目を持ち、、
また少しずつ振れていき、であう、
であうと、こぼれて、、
私は、身体をそこに、、
一滴より多くこぼして、、
もうそのままになって生きているだろうことを、、
そこへたてる、、
たてたものがほころぶ、
ほころぶと、香る、、
香ることが静か、、
静かなものは、駆ける、、
駆けたものが徐々にあたたまっておりてくるのを、、
遠くの、はしの方の目でまともに見せる、、
見やると、、何故か、涼しく光って見えて、、
私はそれに取り巻かれて、、
取り巻かれたままで種々の声を立ててみたりもしている、、
種々の声にとりまかれて、、
まかれて、、
すっとそこからほぐれる
ほぐれた身がここらにかわいて踊っている、、
そうしたら、、
随分長い時間が、
繊維のひとつひとつへ映っていたのを、、
どうやら、知る、らしく、、
私は、かわいた身体が、晴れたまま、、
徐々に生きていることを回復していくさまを、、
まったくの目としか言えないもので、、
なでるようにして見つめる、、
誰か、この私の、、
目の玉を覗き込んで、、
そのまま長い時間が立ち、、
すっかり踊って、、
すっかり華やいでしまうとも、、
静かに熱が溜まり出すとも言えない、、