じねんジに、映る、、ひとつの黙し方を、、
そっくり呼吸し、
そっくり容れてしまおう、、
それで事は少しずつ熱を持ってくる、
持ち上げられてくる、、
じねんジの、僅かな震えのなかに、映って仕方ない、
映って、映って仕方ない、、
よく、言わば、映って、、
そのままで振る、、
あたしが空間のなかに振りを、、
ものが切られて、、
ものがそのまま淀んでいく、、
その先端に、あたしは振れて、、
あたしの、ジ、への、向き方、、
声の届け方を、、
揺る、
揺るからそのまま波で、届く、、
あたしはじねんジに、、
奔放な身体を当てていた、、
当てていると、、
節、節、のあいだ、隙間から、
無数に枝が伸び、、
枝はまだ眠りこけていたときの表情を残しながら、
諸方へ、、
なんらためらうこともなく、、
ふい、ふいと続いていく、、
その先端にあたしは振れる、、
ありたけの身体がただこの一点だけに言い尽くされるように、
呼吸した、、黙した、、
仕草の欠けはしを、、すいと手に握り、、
ここに、振れる、、
振れるならば振れるほどそこで、
一粒らしい場所で、、
徐々に一粒らしく生きてくる、、
一粒らしく、真っすぐにじねんジに、、
じねんの仕草に、、
まあたまから勢いよく落ち込んで、、
さいとしぶきが上がる、、
沈み込んで、、
さいとした響きの消えたところで、、
新しい音が諸方から、
混ざり放題になっているところで、
一遍の呼吸を、、
ここに、
どてん、どてんと、シ、響かせたあとの、
落ち着いた、、
無言の方途のなかにいる、、
そこに上手く届く声、枝、、
さく、さくと響く欠けハの流れ、、
そこを揺らぎ、、
あたしの頭に始終かむさりながら、、
私は、見て、、
見ている、ジの、静けさ、、
静かなところに、生きている、、