かつと傾いてそのまま固形粒になってここへ伝った、、
かた、かた、、
私がきいていた通りの場所へ、、
今、出、、
今になって出でて、、
そっぽうへ向く様々のものの、、
ただの生暖かさが徐々に伝わってくる、、
しばらくこのままで立っていようと思った、、
なにが、こちらへどうと向かってくるものか、、
見定めがたいながら、
コミュニケーショナルな流れを、
わん、わんと鳴りながら通っていくのが、
今、出、
今に思い描かれる、、
私の箱に伝って、、
伝っていた、、
ああさいわい私はまたどうと底の方から湧き出してくるのだな、、
何故かとは知られないけれども、ここへ、
ど、どうと続いて来る、、
それは、ただ香、という出来上がりまでもいかず、
ほんの一固形粒の、
角度からの光りの当たり方によって、
順に、
順に見えてきたのだと思ってきたときにはもう、、
全景へ、、
ただ立ちほうけている、、
トオンのなかに固形粒の影響を見た、、
わずかな立ち姿にも、、
それは、
全面まみれるような為方で、
簡単に伝って来たんだ、
あたしは、ただ、いくらか違う身振りと、
トオンを携えて、、
ここへただこぼれて来るような為方を、、
順に、
順に見せ始めているだけだけど、
さいわいにも微量の振り、
微量の明るさが少しずついつまでも続く、、
それを、どうしたって、、
なにとはなしに見て、
固形粒への挨拶をだんだんに、、
ただだんだんに伝えて、、
緑の香が不断に立ち始めているところへ、、
いくつも身体の最少面が、
順に、
順に合わさっている、、
それをただぼうぼうとした顔かたちの泡立ちで伝える、、
いつになっても、
ただここでそれを受けて、、
ただ巻かれた空間へ、量へ、、
一度きりの身体を、、
種々の方向へはためかせてゆく、
今、、それを見た、