<1399>「まだない線へ」

 限りなくあらはれるひとつの目線の中に長いこと居た、

 どうか、、その長い居かたは、、

 どうか、重たい、、

 歩が、そのまま触れて、離れなくなっている、、

 どうにもはなすことが出来ない、

 

 その、働きの為方から、、

 どこまでもまぶされて、

 一点を見る、、

 見ること、

 もっと先の方を見ること、その長い視線の先に居ることを、幾度も、幾度も思い出だすのか、

 どうか、、

 振動して身体がそこに付いたままでいるのを、

 そこへ複数の線が混じっているのを、、

 なにとはなく眺めていた、、

 どうしたものか、

 どうしてこうやってあらわれるものなのか、

 

 私は静かさのなかで探りを入れた、

 一向になにも出来やらないところへ、、

 静かに眼を向けていると、、

 そこへ黙ったまま空気があいた、

 私がそれをはっきりと意識したものかどうか、、

 それは分からないが、、

 そのあいた隙間から、、

 一切のブレもなくわたってくる、、

 

 順に順に新たに、、

 身体がつけられてきて、

 声のあらわれ方を徐々に徐々に鈍麻させてゆく、

 それでいくらもこの長い線上へ、

 打って、打って、連なる、

 そのあいた隙間に、、

 なんの不足もなくだらりと大声が垂れかかること、

 遠のいて先へ、、

 

 異なる方向へ、、

 ばらばらにはじけて、、

 その音の四方のなかになぜかひとつだけの身体を提げている、

 どうか、

 どう打つのか、、

 身体がどう打つのかだけを、、

 長い線上が音もなく重なるところ、、

 重なってもうはっきりと直線は見出すことが出来ないまま、

 四方を、

 遠方をすぐに探りながらその跳ね返りを今は受けている、

 どう、

 どう、どう、

 、

 大掛かりなしかけのなかにその小さいかたまり、とその視線が途切れ途切れながら、無いもの、

 そのときはまだ無い方向へ、、

 見事に沈黙したまま、ずうと垂れかかる、、

 その方の、

 円の中へ、、いつからかの響きに乗せられているままなのかしれない、