限りなくあらはれるひとつの目線の中に長いこと居た、
どうか、、その長い居かたは、、
どうか、重たい、、
歩が、そのまま触れて、離れなくなっている、、
どうにもはなすことが出来ない、
その、働きの為方から、、
どこまでもまぶされて、
一点を見る、、
見ること、
もっと先の方を見ること、その長い視線の先に居ることを、幾度も、幾度も思い出だすのか、
どうか、、
振動して身体がそこに付いたままでいるのを、
そこへ複数の線が混じっているのを、、
なにとはなく眺めていた、、
どうしたものか、
どうしてこうやってあらわれるものなのか、
私は静かさのなかで探りを入れた、
一向になにも出来やらないところへ、、
静かに眼を向けていると、、
そこへ黙ったまま空気があいた、
私がそれをはっきりと意識したものかどうか、、
それは分からないが、、
そのあいた隙間から、、
一切のブレもなくわたってくる、、
順に順に新たに、、
身体がつけられてきて、
声のあらわれ方を徐々に徐々に鈍麻させてゆく、
それでいくらもこの長い線上へ、
打って、打って、連なる、
そのあいた隙間に、、
なんの不足もなくだらりと大声が垂れかかること、
遠のいて先へ、、
異なる方向へ、、
ばらばらにはじけて、、
その音の四方のなかになぜかひとつだけの身体を提げている、
どうか、
どう打つのか、、
身体がどう打つのかだけを、、
長い線上が音もなく重なるところ、、
重なってもうはっきりと直線は見出すことが出来ないまま、
四方を、
遠方をすぐに探りながらその跳ね返りを今は受けている、
どう、
どう、どう、
、
大掛かりなしかけのなかにその小さいかたまり、とその視線が途切れ途切れながら、無いもの、
そのときはまだ無い方向へ、、
見事に沈黙したまま、ずうと垂れかかる、、
その方の、
円の中へ、、いつからかの響きに乗せられているままなのかしれない、