<1337>「いずれ香の、そこ、あな」

 お前は倦怠していた お前は溌剌としていた

 少し とどまる、

 なにか分かれるきっかけが必要だ、、

 少し過剰なほどの嬉しさ、

 寝ている必要があった、

 ふやけている必要があった、、

 

 時刻が小さな身体のなかに沈んでゆくように見えた、が、

 なにげなく掴んだとして、

 なにかあけらかんとする、

 それは、ほらである、

 私もそのようにうろである、、

 ということをおもい、、なんとなく打ち解ける、、

 

 緊張が走っていないとおもうのは私だけであろうか、、

 いつまでもこのまま眠っていられる、、

 ただ少し渦の内側にいて、

 眠っておられる、、

 余分なアクションを落として、、

 ここに座っているだけのようで、

 

 いずれ香は消えていくに違いないが、、 

 身が落ちているのと、

 少しあおられてゆくこと、、

 少し華やいで、どうしようもないとおもうのと、

 少し確認すること、、

 しかたがないから、、 ちょっとこの時刻は粘度を濃くして、、

 周りの目には分からないようになる、、

 特別陽の中でもないが、

 少しあたたかさがそこまで無理にでも届いてきて、

 どうしようもないよな、などと、

 笑っているような気がする、

 

 いずれ香のような、、

 少し過去の内容でなく、過ごした態度が伝わり過ぎる、とでも言うような、、

 あんまり分かる、、

 なにがなくても、、

 そこへ、いくらもはまるということは、なにか、上手く風が吹いて、どうしようもないことだね、

 と、

 なにも、殺到せで、

 なにか、蓋がなされるようなこと、

 をそっくり避けて、、

 いて、

 

 遠方へきこえる、、

 どうしたって、

 それはくたびれてもいない、、

 そこだけ上手く彫り込んで、、

 抜けているの、

 そこへ、多分いくつも身振りを見て、

 はっされている、、

 音が変わっていない、、

 分かりやすく跳ねていること、

 音が変わっていない、、