一片の運動が居て、小さな空洞を選み、 反響体のなかを生き急いで過ぎようとした、、
水滴がいる、
どうしたって、どうしたってそれは、身体に上手く映っているように見えて、、
私は小さなほらにいる、
ほらは上手く呼吸をした、、
もっとも静かに呼吸をしようとした、、
水があって、ただ波を打っていることで、、
それは、ウんで、
どうにも抜けてゆく、、行方が知れない、
なにかはっきりしようとして、そうもゆかない、
そうもゆかない、
もっともそうだ、、
あなたはそこで反響していた、
呼吸を打っていた、、
そうして静かに紛るようにしていた、
からの音、
は、はたして、私はここまでさびしくなることができる、
と、それは誰が立てたものであろうか、、
まったく、上手く紛るようになにかぼやけるように見つめる、、
私はなにも分かるとは思わないまま、、小さなうろの身体へ、少し接近しようとしていた、、
しばらくすると、身体はどこか、接近を夢だとおもうような‐なんのきない道に出る、
すっかり‐瞬間に変わるようなことはせないで、、
どこかでまったく別の物事のなかえ身体は流れてきている、、
反響に静かに浸かりながら、、
私は居た、、
むくむくとのびてゆくものもいた、
粘性が生まれていた、、
濃さ、、を言っていた、
それでも、どこか、、
香りから抜けたもの、
へこみになって、、
全然忘れた身体になって、居る、、
それの、そばへいるというのは大変なことだ、、
ひろがろうとする、、
身を、弾き、ひろがろうとする、、
その、そばへ、身体を付けて、、
なにか隔たった通路に別の人として立っている、などということは、
少し、困難なことのように見受けられる、、
それにもかかわらず、
陽のなかへ転がり、
途方もなく膨らんでくると、、
歓喜以外ではいられない、、
もう、削り上げようとして、磨き上げようとして、
けして、くぎるのでないことが、、
奔放に濃くなってきている、