私は近寄った。
そう、もう、外へ出て、、夜だ、身体があった、、
ここにあった、私は近寄った、、
和やかな、静かな、、
煙が吐かれて、、
夜にいた、歩いているのだ、、
私は想起した。
懸命な、しかしなにの心でもない回転のことなど、
もう、巡っていた、ひとつ、、それは静まり返った席に、
私と、足の、なにか、こすれる音だけと、
息と、、
おもいかえしていた、
ちょうど初めて回るときのことなどをおもおうとしたが、私にはよく分からなかった、、
身体が違いすぎる、、
もう、重なって、、見えなくなっていたと思うが、、
歩いていた、不思議だった、
なんとなくおかしかった、、
今日、、私はその日のことを考えてみた、
その日、、その日・・・、考えても、夜で、ちょうど、涼しいということぐらいで、、
他には、リズムがあった、とぼんやりおもうだけではあるな、
・・・、、
それで生活器のなかえ静かに入ろうとする、
生活器、、私は言葉だ、、
ある瞬間から生きている、、
それで、夜の風が涼しい、、
うっかり、透明なバスに乗って、、
どこか、生活を外れて、、
もう、風もなくて、時々バスの口がアいて、、
それ以外では、未生で、
ただの浮遊だと思い始めているような、、
くぐもった音声がいつに届き、
それを、うっかり生活器、生活器のどこかが受けて、、
あの時間もなにかしら身体になるとき、
また身体が違ってきた、、
身体が違うと、どうやら、風の入り方がこうであったとか、ああではなかったということだけが、、
どこか、バスは、遠い時間を満載にして、、
私も、その身体を持っている気がする、、
なかには、生活器を持ったままの人たちも、、
いて、それで、、日常に溶けていったあとの話などをして、
それでも、だんだん身体の違いになっていく、、
黙ってくる、、
くぐもった音声が届くだけになってくる、、
うれしいのとかではなく、ただ、それが、
遠くをいくつも持っているというただそれだけのことだった、
私はすっかりやわらかくなってしまい、、
どこかへ帰っていないときの、ただの揺られ方など、
こんなに、安堵して、、
踊ったことなどは、まだ、どこかにあって・・・