<1321>「暖気が灰色に手をつけて」

 ああ、もう、どこか、名残りの、名残りの、

 ・・・、

 ちらと身体を見た、

 けしていつもと変わらない、、

 それが、音をする、それを、ぼんやり、きいているようで、

 また、、そのささいな違い、、

 遠い、しかし、、遠いもの、おそらく、ひきずっていて、、

 それは、回転したり、速度を落として、盛り上がったり、している、、

 

 参加するの、

 仕儀、それから遠方へ、、遠方へ巻く、

 灰色に、陽が触れた、そのままになっている、、

 流れるものもの、と、溶け出した、意、、と、それは、

 あらわれて、

 もう、あっけない、あたりまえの速度の中で、ほう、ほう、となるとき、、

 身体があるとき、、

 

 想像する、

 また、、層が、ソウが、いくつもあるということを順次確認してまわるときに、

 だんだん(そう、もう、だんだんと)・・・、

 想起していたことの、その、活動のことなどが、どこか、どこか、遠くへ、まるで、流れたのでもない、、

 まるで、流れたのでもなく、、なにか、ほうと、おかれたままの、それは、だれなのだろうか、、

 

 時節に、接触すること、

 いくつもの順序が、その、なかにあって、、だれがほうけているのだろうか、、

 ここへ、置かれていると言い、、それは、音を立てて流れて、、

 置かれていて、と言うのはなにであるだろ、と言い、、

 少し、、ここで、、回転する、

 そっと、なんと、も、速度を落としていながら、、

 その円のなかへ、、

 そのなかへ入り、、

 

 立って話をする、、

 もう、、軽やかな力で、、

 痕跡がまた、こもっていき、、渦のよう、

 それが、、どこか、場所でなく、ここえ届き、鳴る、その音が鳴る、、

 と、そう、、見ていた、身体のなかの、小さな、それも、渦になって紛れ、よく、姿とも、なんとも言えないもの、ひとりが見ていた、、

 風の中にほうと立って何事も発する訳でもないが、、

 順次、、

 それは、めぐること、別の日ではないようなそぶりで、立って、身体を、そっと発しよう、発しようとすること、と、

 どこか無言裡に働き合う、、

 あのときにすっと、立っているのと、時刻と、なんてことのない暖気と、、

 そっと、同じ日の身体をしてみることによって、、

 そのまま粒が送られ、どこか、、

 なにか、よく、 見ているともおもえないが、