かたがわ、かたがわ、
や、
かたがわ、かたがわ、
それに、日と日と日と、日を触れて、
余す、余すところ、と、なく、
じん、じん、と鳴り、伝えて、ひろく、ひろく、
ただ小さく、ただ軽く、、
まだ当たり前に片側を過ぎる、、
緊張しているのと、日と、緊張しているのと、
あァ、映る、映る、と、映る、
それは映る(それはうつる)、
また造作もない、
造作もない音が聞こえているのと、
道と、道と、迷いと、道と、
震えが今現在に来ている、
きこうるべきいわれもないのに、
片側をしなやかに噛んで含んでゆくから、、
それから、剥がれ、剥がされ、
なにものも見えず、、
とうの昔に揺れとともに出でていて、
不思議と、思案と、思案と、ぼっと、
よくよくきこえているのと、
それはまじかるな調子で、
なにもないものの軌跡を辿って、
いったい空気の揺れだけを掴んで、
投げて、呆れて、
触れていて(触れていて・・・(触れていて・・・))、、
もうあくまで、姿に、道に、
踊り、見、踊り、見、見、見、、見、、、
見、
憂い、ただはじけている、、
ただ乾いた香りのなかを順繰りに丁寧にはじけている、
はじけている調子のなかにひそみあわいであくびをすること、、
あくびをすることによる流れ、
もう外に出ている、
そっと緊張した調子のなかにひとり住んでいる、、
私が誘うようで、
ひとりが誘うようで、、
ひとりとしてあるということにいずれかの色味を加える、
そんな場合になお日に照っていること、
きこえているのと、
道と、道と、憂いと、
表には出ない歓喜、快哉、跳躍、
それからはただの人、
ただ生活をする人、
歓喜は表に出なくともよいから、
ただ内側の呼吸に涙を流す人、
それから人を見、見、見ない、見ない、見、見、
見、
いくつものソクセキを染(シ)みる、
けしてあのまま時間のなかに増えないけれども、
遠くの響きを思うことも少ないけれども、
関係を外れたところに、
想定の外に、
ひとり粒があって、ひらけて、憂いと、道で、道で、静かで、よろこびを持って