えええそうか、、そうだからして、
いくつか、渡るには違いないが、
やたら、しんとして、数々、無言の隙間へ、
ぬっと踊り出た、、!
躍り出たのかしら、
躍り出たのには違いがないのだけれども、、
誰かが踏んでいる、
みし、、とする、と聞こえる、と放つ、
と響く、
と仰天なんだ、と、仰天なんだ、、
誰だからだ?
誰だからそういったい仰天せんならんのだ、
揺れるのか、揺れるのか、、
眼前に用意されたものはちっとも変わりはしないから、
余計に驚くんだ、
あたしは刻印された顔を撫でている、
刻印、と、刻印、刻、刻一刻と、顔ヲ撫デテヨロシイ、
よろしい、きっとひとりになりましょう、
きっとひとつの刻印を持ちましょうて、
どんな回転を、なのか、どんなリズムを、なのか、
は、生命か、か、生命か、は、生命は、ハハ、生命、
生命、ただ愉楽、ただ舞台で、
あじもそっけもありゃしないもの、ほんにかわき、ぱたぱた、つどい、つどい、つどい、
ほんとうに少しの軽さで割れてくる、
刻印が小さな震えをともなって、落ちて、お、お、お。落ちて、降りてゆき、流れ、なが、流れ、はたらき、身体にぶつかる、ぶつかる、ぶつかる、
不意をつかれていた全ての隙間へ、
不意をつかれていた全てのそぶりへ、
あらためて躍り出た、の身体、の拍子、
の意識、
のこころ、の、と、の、一枚、
二枚、三枚、折り重なり、
ところどころ層であり、ところどころ剥落、
ところどころ微細な光、、
これはほんとうに見えているものだろうか、
疑いさえも静かな息を出すのじゃないか、
私は不安になったよ、私は驚いたよ、、
それは大きな、低い、底の、長い、優しい、無感情の、照った熱から来るもので、揺れて、揉まれ、くらくら、くらくらし、立っていて、くらくらし、長々と、浮動の、
浮動の生命を噛んだあとの、
のう、のう、古い振舞いが、
未だに層に射す光の中に残っテイテ・・・、
ひとりでその音の尋常、そのさまに触れ もつれる、、
もつれている、、
もつれている、
ざんぶざんぶ、ネヲタテて回転しょる、
回転しょる、
不明にあたまを差す、
身体から何からが音を立ててわきあがっている、
の、の、そうだ、
は、そうだ、は、そうだ、
このこまいこまいひとつの粒の隙間へ、
じりじり滑ろう、回転しょう、あくまでも渡ろう渡るかっこうしょう