かげしか見なくなり、
どういうもの、、
水の、水の音ばかりが際立つ、、
けむりがり、
また順番にかげを過ぎていく、
ほてってきて、、
たいそうな身体、身体は過ぎ、、
そうして揺れる、、
夢の中に少し手を入れてみている、
何も触っていない、
かげのなかに夢を見ている、
全く身体がなくなって、そのまま、
手が一定にまさぐり、
くるくる音がする、、
くるくる音がすると、
身体は妙に大人しい、、
突然かぐわしく、
湿りの振りをして、、
大人しく、平らだろうか、
そのまま染みていくものは何か、
運動が形作ること、
ある感慨を映していくこと、
手のひらのかかわり、
手のひらのへんげ、妙な輝き、
分からずや
分からずやの道行き、
風景と別には考えられていないだろうこと、、
流れること、
別に現在が目に見えてはいないだろうこと、、
すみやかに過ぎる、
それは濃淡で、
いくらかは駆けていくことであり、、
こうして、ただなんとなくひらき、
こうして、静かな人の流れに乗って、、
僅かに回転する、、
あんまり僅かで、どんな変化も考えていないので、
違う人になり、、
あんまり知っているので、、
ここに固定しているものだけで考えようとしても、上手くはいかないだろうと思いました、
少し冷えて、緩やかなところに、
少し眠っていて、
考えが及ばない、
というより、感覚にそぐわないので、
無言で立っている、
無言で浮かみ、、
一枚の身体に戻りました、
時々挟まれる声に、
気がついて、風景ごとそのまま委ねてしまうと、
戸惑って、
あるいは軽々とどこか窓の外へ逸れてしまいました、
それでもう浮かみ、
それでもう嗅いでいました、、
あるいはこの燃焼の音をきこうとしてもそれは違うのでしょうか、