<1222>「無感動は湿る」

 平らだ、、

 長く、、濃く、そして、号令が混じっている、、

 ひとの姿の華やかなのに驚く、、

 まじまじと見る、

 響くんだろうか、、

 それは、遠い目を覚ましてるんだろうか、、

 私は回転するようになる、

 屋並から声が漏れて、、

 時々分からなくなる人のために、

 笛が、なんのきない突風が、

 それをさまして、

 形跡も残さない、

 腹を空かしてもなんとも思わない時間に隙間風と立っていた、

 層になって吹き、残らず、新らしの視界を新しくしている、、

 結びつかない時刻に、

 あなたの手をひいて連れてきて、

 どうも戸惑っている、

 見ると、私の方が戸惑っている、

 どこからか突然起こり、さっと抜ける風に吹かれ、突然眠ってしまうような心持ちで、

 しかしあなたは居た、

 誰が暮らそう、

 印象を、この、ひとつ、ひとつ、

 の歩みで、

 これはまるで無関係の身振り、

 して記憶に残ってしまう、

 どうしようもなくその道を、腹を空かせて、

 無感動で歩いているとき、

 地上のものが滑らかに談笑している、

 その心地よさから起こると見えて、

 どこにその温度があったのか、

 軽く、気持ちよく、、

 屋並から声の漏れて、

 隙間風と立っているとき、、

 震えがきて、、

 きっと、

 ここの身振りではない誰か、

 空気との交渉の仕方が不自然だと思った

 私がこの容れ物のなかに紛れ、、

 ひとりで噛んでいる、

 ひとりなおも不自然な身振りで、

 全然活動とは関係がなく、、

 時日が上手くとけていて、

 表情は無であり、

 ただからからとネを立てる、

 さっと吹く、そのまま、

 分からないであろうこと、

 誰がここに手をつけたろか、

 湿っている、

 私は無感動のまま湿っている、

 それは声に紛れ、 イメージを作り、

 その後ろで騒ぐ、

 ただにゆっくりと過ぎ、

 まだ街を待っている、