<1578>「生活仕草の渦が」

 等しい音があり、

 そのままの情景、様子、姿勢、、

 そのままを、

 なんとなく身体の方へ集めているのやらなにやら、、

 新しくひらけて、

 新しくひらけたままにしていたらざっくりとした状況へ放り込まれていたのではないかな、、

 などの、妙だな、

 そうして、現実時間が、妙だな、、

 当たり前に生起して、当たり前に消失するのですからに、

 そのまま、混ざり合い、

 あたしは無言になり無言になりしていくのだろうに、

 たれを受けている、、?

 いくばくもないものもそれはそれで受けていて、、

 

 なにか平然とした、

 秘密のないところに、

 当たり前にして生活態度があり、、

 温度があり、、

 いくらもいくらも巻いていくもの、

 身体にそのようにしてこたえていくものの、小さな仕草を、、

 ん、や、なにだ、これはなにだ、

 などと思って見つめてみるものもあった、

 ほ、この辺の、、

 このあたりの身体のなかに真っすぐにはいっていくのを、

 充実して、、

 それはそれぞれで承知して、生まれ上がる、、

 なにほどというところもなく起き上がる、

 ほ、ほ、このあたり、、

 普段の生活仕草が走っていくあたり、

 そこに、そのままに作用する、、

 

 立つと、

 いまもくもくと身体を渦巻いていたものが一時払われてゆくようでしたよ、、

 それも、生活自身に、、

 生活自身にすみやかに当たってゆきますからね、、

 どうりでそのさま、、

 身体通りのもの、がもりもりと、

 起き上がり、立ち上がり、、

 ずっと向こうへ、渡っていく訳ではないのだろうけれど、、

 その歩行の熱のひとつひとつが溜まっていたものを、、

 例えばここで受けて、、

 そのままえらく浮き上がり、、

 また、この一地点に身体を留めていると、、

 その長さが巻き付く、

 どうしたって巻き付かれていて、、

 ん、なにや、自在や、自在でないなどを、とやこう、うんうん、言わないでおき、、

 条件のあり、

 条件のありながら、、

 それを、そのままに巻き込み、からからと音を立てるまで、

 そこで、生活を立ち上げていた、、

 ほ、このあたり、、

 息をくれ、

 息をくれたところから、生活仕草まで届く、