<2989>「芸能者の生きがい、よろこばれるためにある技術」

 ねえ、

 あたしは居たよ、、

 こんなにふるえて、

 いつも、

 どこにいるのかが分からなかった、私を、

 掴むことが、可能になる場所に、

 まっすぐに居たんだ、、

 

 声をかけてほしいでも、

 かけたいでもないんだな、、

 私の情報が、

 少しだけ、

 うるさくない程度に渡れば、

 私の世界は、また、

 違うひろがりを見せる、、

 そして、

 何かができることは、

 提出の仕方を間違えなければ、

 うとまれることではない、

 むしろ、

 よろこんでもらえることだ、、

 あたしはこんなことが好きなんです、

 という、

 情報をひらいていこうよ、、

 よろこんでもらえることがある、

 これは芸能者の生きがいだ、、

 私が夢見る世界だ、、

 技術は、

 人をおさえつけるためにある訳ではない、、

 人をうれしい波に乗せる、

 一緒に踊らせる、、

 それが技術の一番のよろこびではないか、、

 だから私は黙々とトレーニングをします、

 好きだから、

 そして、

 私がよろこんで、もらえる範囲が増えれば、

 私自身がうれしいじゃないですか、、

 これは大事なことですよね、

 

 人が、

 あまりに自然な形に、かえり、、

 リラックスして、

 振動数が同じになるように、

 からだを作る、、

 からだは集まっている、、

 からだはあなたの声をきく、、

 あなたが集まってくる、、

 私は、溢れたまま、

 どこの水に合流しよう、

 迷う、

 迷う迷う、、

 しているうち、

 だんだんに気分が落ち着いて、

 あたしは、

 自らの呼吸をつくる、、

 自らの土地にかえる・・・