<2815>「また同じ場所へ、と書かせてください」

 見聞きし、

 しらない場所に出て、

 何も音声のならない、、

 不気味な場所へ出てみると、

 あなたが、

 記憶の底から、

 静かにこぼれでて漏れているのが、

 私にも分かる、、

 私は遠いはての、

 その意識の連なりに、

 からだをあつめ、、

 からだからしらせて、、

 あたしにもっと聞こえるように、

 ひびきなどまとめてくるようにと、、

 かたい身体で言っています、、

 

 なかみの破れた、

 水が、

 ただ漏れたいように漏れた、、

 その一切と、

 同じようになって、、

 私は駆けています、、

 私は普通の事象、

 しかし、

 存在しないという幻想姿勢は、

 異様以外の、なにものでもない、、

 私は、

 どこかで噂されていたという話をきいても、

 上手く捉えられない、

 存在しないという夢見のなかにいるからか、

 しかしこんなに濃く、

 あなたの輪郭線はあり、、

 それがひとつの場所を占めることを、、

 無限に驚いている、、

 

 私は様々のものを畳み込み、、

 また再び零の場所へ出る、、

 同じ位置ではない、

 違う、

 しかしまたと書かせてください、、

 零の場所へまた、

 呼吸をしに来ることになりました、、

 しかしふまえたものの、、

 いったいいくらも増えて、、

 なぜだかしかし、、

 からだの重みは変わらない、

 関係性が変化した、

 だけなのでしょうか、、

 ただ水のように、という考えが、

 あまりにピュアにすぎるように思え、、

 もう少し存在に、

 ごつごつとして、、

 様々のものとぶつからざるをえないものを、

 設定してみました、、

 また同じところへ着くこと、

 からだのつくりが同じであること・・・