ただの物だ、
道のなかにある、、
ただ、かろやかなものだ、
私は、
私はこれしかないと、
思っておどろくことがある、、
無限にひろがりつづける、
それならばあの映像はどこだ、
とひとり思う、、
私はどこかに行こうとしているのではない、
次から次へ、
その重みを、、
ひとつひとつ引き受けていくだけだ、、
ここには静かな世界がある、
ここはまったく呼吸していないみたいだ、
全然違う風が当たる、、
私の無感の穴も、
無言でいることはできないみたいだ、、
私は流れている、、
リラックスしていない、、
もう少し深くへ、
そっと深くへ、
順番に、
あたりまえに声をききながら、
はいりなさい、、
私はこわいな、、
身体には力があることが、
人間が、
こんなにも変更可能であることが、
あなたは生きていく、
私にとってこれは変な時刻ではない、
しかし決して簡単な秒数でもない、、
重みは、おそらく、
内部から来る、、
しっかりと、
この場所に固定される、、
そういう場所へ来る、
ああなんだそうか、
重みなのか、、
よく知った場所へ来た、、
なぜ人は己を賭けるのだろう、、
なぜ全てを注ぎ込むことができるのだろう、
ただの生物なのに、
ただの生物ではないのかしら、、
日常は静かです、、
日常は呼吸しているのかしら、、
あたしは、
自分ができるとかできないとか、
そんなことはいいんです、、
しかし、、
あたりまえにゆっくり歩いて、
出たこともないようなところへ、
気がついていたら出ていたいと、
思う気持ちがあります・・・