身体がここに当たって、、
私は僅かに声をする、
声がここまで漏れて、、
あたりまえの姿で生まれながら、
私は渡る、
分からない時間のなかにいる、、
静かに細くなりながら、
ア、
なんだろうか、
と、あたりまえにきいているひとつのヒ、、
ア、
わたしは渡るのだろうか、、
縦横に不安を覚えながら、
あなたが知っている時刻へ出て、
静かに挨拶をする、、
あまりに単簡にここへ出てしまって、
なにだかとても遠い場所だという気がする、、
ネエ、
ひとりの粒がここに存在し、
あたりまえに生きているらしい、、
存在することはこんなに簡単だ、
簡単だのに、
なんだろう、、
あなたは人の泣くのを見たことがあるでしょう、、
なに、
厳しい時間に立たされましたね、、
わたしは静かに浮かびながら、
この網を手にする、、
まっすぐに手にし、、
ただ絡まっただけではないのを確かめている、、
ア、
地面への集中、、
生きている限り、
確かにこれはあたりまえだとも言える、、
なんだろう、、
ふるってはがれたものの、、
あの全的な表情は、
なんだろう、、
あたしがなにもない円の中に入り、
あなたとともに歌っているのをきくと、、
どこまでも熱で、
どこまでも盛り上がれるという気がする、、
なんというこの時刻でしょう、、
私は歓び、
ここに線を一本余計に通すようなことをする、、
あたしはこの状態に、
言い訳をしてなにか、
気分をどこか別の場所へ持っていこうとする、、
ひとつのはからいそれこそが、、
苦しさをいたずらに増やしているのだとする、
その言葉の流れを、、
静かに汲みいれていた、、
ア、
あたりまえに太陽にひろがる、、