あなたは小学生のころ、
明確に死んだのではないですか、
そこで完全に剥がれたという記憶がなければ、
こんな別時、
こんな動き方というのは知れないだろうと思う、、
あたしがその時間を持つのは、
はたして楽しみのためだったでしょうか、、
そうではないのかもしれない、
自然にその横道を、、
私は持っていたのかもしれない、、
今回もまたくぐり、、
ここへ出てくるの、
静かなふたつの呼吸の、、
それぞれの表情に、
慎重に混ざって、、
私は生まれるのだけど、、
静かな糸のなかに、
声は生まれ、
静かに駆けるのだけれど、、
ア、
出てきたな、、
あたりまえにこの呼吸の隙間、、
あなたは出てきていて、
この揺らぎを知る、、
もののはずみを知る、
それぞれで浮かび、、
方向を言う、
ア、
どんなものごとをきき、、
ここへひろがったのだろう、
と、、
身体の辺に、
言葉を集める、、
ア、
静かに揺らいだ人たち、、
私はそれぞれを見て、
この風景を確信し、、
そのなかで眠る、
そのなかでさわぐ、、
ひとつのしつの、、
なかで生まれ、
なかで泡立ち、、
ひそかに呼吸をはじめる、、
それらのことにより、
ながれは乱れ、、
ものはあつまり、
あたしは揺らぎ、、
声は分かれ、
ひとつの丸みに、、
じっくりと帰って行く、、
ア、
私は強欲だ、と
つぶやく、、
それが良いか悪いかは考えない・・・