<2802>「あなたは何かを差し出そうとしている」

 私はまだ、

 液のなかに住まいをして、、

 それで、、

 身体をどこでやれるのかもしれず、

 生きて、

 動いています、、

 まだあなたの呼吸があたたかい頃、、

 私は、

 ここらへんを、動いていたのでした、、

 ここからまた私の眠りが来る、

 あなたは驚く、

 あなたの眠りも来る、

 あなたは夢のなかで驚く、

 

 あたしほうけてきたの、、

 そこにかすが浮かんで、、

 どれも意識から遠い、、

 まだ、分からない、、

 あたしは回転して、

 あたりまえの場所へ、かえってくる、、

 なにかが、、

 私のなかでうごめいている、、

 だれが、

 私のなかにそろって、、

 過去を見て、

 あたりまえに走ってくるのか、

 しら、

 それはしらない、、

 恐怖でずっと走ってきたのかしら、、

 何かを差し出そうとする、

 あなたのその仕草が、

 私には不気味なのかしら、

 足が動かないわ、、

 わたし、

 壊れるのを待っているみたいね、、

 そんなこともないかな、、

 ね、

 あんまり痛くて、

 泣いている最中に、

 まったく冷めていることがあるね、

 どうやって帰ろう、

 夜は気力がないから、

 簡単に飯を済ませようとか、、

 そうして帰って、

 あのときの不気味さが、

 帰っていつまでも離れないことも、、

 

 あなたは、

 立っている、ただそれだけのことで、

 道を照らしはするが、、

 私は、ちょっと、

 かげのところにいてもいいかしら、、

 しかし、招ばれて、

 ぬっと躍り出る、、

 その身体の、ひとつの決まり方に、

 驚愕する、、