<2583>「あたしはまだ接合粒の、小さい水なのよ」

 あたしはね、

 まだ身体じゃないの、

 接合粒の、

 その代表の、、

 信号なの、

 信号時なの、、

 からだね、、

 あたしは液を、、

 ひつようとして、、

 また上手く通してくださいと、

 あなたに言う時の、

 はての、

 そのものごとのたまりなの、

 淀みなの、、

 きまぐれにあなたが蹴飛ばす、

 その水っ粒なのよ、、

 

 がらくたや、がらくた、、

 ものがはさまり、、

 あたしは交通を整備する、、

 どこからがきこえのはじめか、、

 あたしが波を波としてつかみ、

 それを管にして通すこと、、

 あなたはゴボゴボいう、、

 血がかけるんだけど、、

 ところどころ無言の、

 そのかきむしりがあるのね、

 ひろく、あるのね、、

 あなたはその線の中にいると思う、、

 へだてられているでしょうが、、

 あなたは壁でしょうが、

 浸透を無言の笑みで見る、、

 ひとつの壁なんでしょうが、、

 そして私が光をつかみ、、

 それを内部へ通す、、

 深部はまくらやみ、

 なぜなら、

 すべては交通だから、、

 あなたが信号を、

 次々に変換している音を、きいても、、

 どこか、遠くのことのように、思いなすでしょう、、

 それと同じ温度を、

 水っ粒はそこに持っています、、

 

 ただ駆けるだけなのです、

 ただ、駆けるだけなのですよ、

 この成り立ちは、、

 ここは、

 真暗なんです、、

 なぜか、、

 壁を、

 道案内としてしか認識せず、

 あくまでどこかへ流れようと、

 しているだけ、だからなのですよ、、

 えい、

 あなたえわないでしょう、私もここではえいをしません・・・