<2576>「どうしても飲みます」

 あたしそのだまの、、

 かたらいの、

 なかに、、

 歩いてきたの、

 軽いの、、

 よく見えたね、、

 あたしがここ、泡を吐くところ、

 よく見えたね、

 あたしは走りもする、、

 あたしはほうけもする、

 なに、

 いくつも身体を招んで、、

 なかで寝ようとする、

 うん、

 どうしてもまっすぐに見ていた、、

 あなたの身体のなかに、

 

 どうしてもその印のなかに、

 あなたの身体が、

 うん、

 どうしてもここまで生まれついた、

 あたしはまるくなった、、

 どんな姿にせよ、

 ここへおさまって、、

 すごすことになる、

 そう思えるんです、

 そうかたるからだのなかなのです、、

 あたりまえに吸いました、

 あたりまえに飲みました、、

 あたるからだのなか、

 あなたはさわりながら、

 徐々に温度を高めてゆきました、、

 えい、

 この場所がどこの、

 なにの皮膚か分かる?

 あなたがさわっている、

 そんなものの一切が、、

 供給だ、、

 からだはかえる、

 からだは走る、、

 

 走るもののおとにただついて、、

 あたしを見留めたね、、

 ふわりと揺れる、、

 その確かな形に、、

 あなたは揺れ込んだね、、

 私は身体で見ました、、

 いつもの表情で、、

 あなたが流れていく、

 その場所を見ていました、、

 えい、

 身体が近づく、、

 あなたはそこに放られ、、

 ただ、

 あたりまえに過ぎる、、

 この一切のさわぎ・・・