<2534>「あらたによぶほうへ」

 あ、としたら、、

 なかに沈んでいくとして、、

 うん、

 ものみごと、、

 ものうみ、からだなど、、

 このあたりへ、

 沈んでいくとして、、

 あたしが見ていたもの、、

 その、たれたのに、

 少しつ、少しつ、、

 近づいていくのを、、

 はたで、見た、

 はたでそれを見たまま、

 私ははてへ、

 はてへ、身体を持って、

 次々に生まれかけていた、、

 

 あたしはきた、

 きたからには次々にとけ、、

 そこへまっすぐに入る、、

 まっすぐに入るからだ、、

 ときおり、見た、、

 見たら、ふるえる、、

 その視線の先、

 見たら、

 あたしはおそれている、、

 こんだ時刻の中で、

 あなたはただ、回転し、、

 私は、なかに投げられる、、

 ものごとのかたい、

 かたいもののなかに行く、

 すむ、

 すんだらまたながめ、、

 ながめたら次々にとけてうまれる、、

 ものへ、なかへ、、

 あらたによぶほうへ、、

 なかへ、かたい、、

 あられたら、ものさぐり、、

 ぞ、

 ささやかなものへ、

 からだを譲り、、

 私は、出る、、

 

 このからだのなかのなに、

 からだの、なに、、

 時刻の、なに、

 いまはうつろうか、、

 いまは、ヒごと、うつろうか、、

 あたしの手のありか、

 そのままそこへしずかに出ていようか、、

 あればまた巻く、

 巻くこと、、

 からだなどがいくつも出てくること、、

 ながれを、見ては、、

 しずかにうまれる、

 ものと、ふたり・・・