<2518>「送られてきたの」

 あなたもその時間へ来た、

 ひとつと、

 印を持ちながら、、

 ここへ徐々に、滑って出てきたのでは、あった、、

 なにやけ、

 ここではそうと、

 はっきりと身体を継ぎ、、

 紋様やら、なにやら、、

 ものを順にくらべると、

 なにだかあたたかいようで、、

 通り、通りと、、

 その響きのあるところ、、

 

 あたしは渡って来た、、

 これがどこからのさわぎかはまだ、

 どこで垂れているのかもまだ、、

 形をする、

 分けていく、、

 ものの印とも言える、、

 存在ごと、

 まったくはっきりと見えていて、、

 あたしは垂らしたよ、、

 きき、

 そろってすくうことが可能になるのでもあり、、

 あたしは見ていた、、

 ちからのほどけ、、

 様子を追い、、

 またそれぞれにはじまるのを、、

 あたしは知っている、、

 どこからの線のものとして、、

 一体こういうものはあるのでしょうね、

 私はハッキリと点滅し、、

 欲望のなか、

 あたしをあらわすなかへ

 溶けていく、

 このヒは尋常ではないと、

 ひたすらに感得しながら、

 あたしは膨らみ、

 のびていく、、

 

 それぞれの手の、、

 また印の、

 また網の中、、

 からだをつかまえ、、

 ひびきを次々に、

 こちらへ送ってくるように思える、、

 そのあたしのはじまり、、

 光線の中、、

 あたしがいるのと、、

 印とで、

 現実の存在はよく分からなくなり、、

 みなを見ている、、

 あたしの働き、

 まだ溶けてばかりいること、

 こちらを見て、

 また生まれていること・・・