<2513>「皮膚のなかに、多量の声をする」

 どうぞ、

 その、わたし、、

 え、多量の声がついているところ、

 などへ、どうぞ、、

 あなたが隅に、

 あなたが膜に合わせて、

 あたしを言うのですから、

 ここへ、どうぞ、どうぞ、、

 あなたはたしかにここへしられて、、

 ゆっくりとしられて、

 次から次へと来るんですね、

 私は見ています、、

 このはてもなく思える諸々の事を、

 見て、通過します、、

 ここに呼吸があります、、

 

 あなたは芯に含まれて、、

 このリズムのなかに、生まれるのでしたが、、

 さて、

 なにを感得するのでしょうか、

 なにをひらくのでしょうか、、

 さて、分からない、

 一量に混じるのでしたか、、

 私はそれを、

 たしかにつかみました、、

 もののあたる場所を、

 わずかに見つけ、、

 つかんだまま、生まれていました、、

 ならばあなたはどうしますか、

 ここへ次々にきこえ、

 そのままで、回転しますか、、

 どうするのだろう、、

 この声がはっきりとして、、

 今あなたの方へぶつかる、、

 私はそれをつかまえる、

 なにをならし、

 なにとならここでならしえ、、

 ものが、続く、、

 ものが、くだる、、

 あたりまえに、ふくまれ、、

 くだる、くだる、、

 私は皮膚のなかにいる、、

 まだうまれたばかりで、

 皮膚のなかへ潜る、、

 あ、

 あ、

 と、ひとり顔を出す、、

 

 なにをそのなかにつかんだの、、

 私はまだしらない、

 はだなのかなになのか、

 はっきりとはしらないところで、

 ひとつ仰天し、、

 ひとつ合わせ、

 また肌のながれ、、

 あとに、あとに・・・