あたしは身体の中だな、、
この暗い、
暗い場所の熱だな、と、
ひとり言える、、
ひとりこの場所に始まり得る、、
もののなかへつながり、、
ものがさわがしくなり、
身体に続く、、
ものがふたつに分かれていく、、
なに、
そのなかを覗きたい、
覗いてみて、
まったくの空洞だった、
空洞だ、
と声をしてみて、
あたしは、
身体を立てる場所を見つけた訳ではない、、
順に剥がれ、、
記憶の一部を持ち、
そこから全面を構成し得、
移り、
浮かび、、
静かな移動、、
あたしがたくわえていたものの、
全部と言える、、
そこに呼吸が、
そこに形が、、
数えられるものとしてあること、、
あたりに浮かび、、
目標物のなかで生き得ること、、
あなたはなかへ続き、
そこから声をあげている、、
うつり、
なかへ通じ、、
どこからともなくあらわれて、、
ここに響く、、
あたしは始まって、
種のなかに匂いをつけ、、
ひろがるところに、
また身体、、
目指しているところに、
またその移動、、
また目覚めているところに、、
懐かしい動き、、
あなたは太陽のうねりから出た種、
生まれる種、、
生まれる種、
根から来る種、振動と、、
空気中に浮かんでいること、
走ること、
記憶は走ること、、
電位、線が首を傾げ、、
わたしも時間のなかで興奮すること、
速いこと・・・